山から下りてきました

二泊四日の山ごもりも終わって帰ってきました。

今回も焼き物の窯のお手伝いに行ったのですが、人手が少なくてほぼフルで窯に薪をくべていました*1どんな感じだったかというと

こんなことを最後までリピート。以下、窯焚きの日記。

初日:現地についたらすでに窯主が一人で薪をくべていたが、やはり今回も人がいないのかといきなり不安になった。交代して主には薪割りに専念してもらった。そのままの体制で次の日へ。


二日目:エビスビールがいっぱいあるのが救いでがんがん飲んだ。開けたら一気飲みでなくなるペース。窯の前でのんでると酔わないから不思議。午前6時ぐらいに食べたチョコスティックパンと缶コーヒーがじんわりよかった。
午前9時ぐらいに人も二人来たので交代してもらいやっと寝られた。板の間で直立不動の姿勢で寝る。午後1時にチェーンソーの音で起床。4時間ぐらいの睡眠だけどあんなところで寝てたら逆に体調をおかしくする。
昼飯は近所の飯屋で五目チャーハンという名のただの炒めた飯とスープをいただいた。なぜか小鉢の絵柄が鳥獣戯画

午後2時に窯番を交代。ちょこちょこ人は来るが、だいたい見学の人だったりするので戦力は期待できない。しかも窯の中を見たいといって見せるのだがその度に温度が下がってしまうので正直勘弁して欲しい。身内は身内で「焼き芋焼こう」とかいって窯を開けて焼くのでその準備で温度が下がってしまう。もちろん焼くのは私だ。食べるけど。ホクホクでうまいんだよ。
だいたい午前に来た二人は午後5時ぐらいに帰ってしまった。入れ替わりで一人入ってきたが実質人がへってしまった。
午後10時ぐらいにカレーうどんを作ってもらって食べた。この窯焚きでは結構いいものが食べられるので毎回食事は楽しみなのだ。この窯詰めの依頼をしたお客の一人が打ったうどんでたいへんおいしいうどんだった。カレーは調理した人が別で作ったカレー。


三日目:だんだん薪が少なくなってせつなくなってくる時期。この薪をくべる作業はいかに薪を節約して窯の温度を調節するかがポイントになってくる。つまり手を抜いて窯の温度が維持されるのが望ましいのだ。
なんか臭うと思ったら窯の上で乾かしていた軍手が全焼。気づかなかった。

午前6時に朝食は素うどんを作ってもらった。このおさんどんさんには薪運びや交代で窯番もしてもらったので今回の一番の功労者だった。(前回もそうだったような・・・)
おさんどんさんは午後に帰ってしまうが悪いけど窯番をまかせて午前9時ぐらいに寝た。
午後1時ぐらいに雷の轟音で起床。おさんどんさんはすでに帰宅し窯主は窯の前で寝ていた。おきてー。窯主と窯番を交代。クリームパンを腹に詰め込んで薪をくべる。
午後7時ぐらいに3人追加。全スタックを薪割りに割り振ってもらってできるだけ窯焚きの時間を延長させるのだ。その間私はずっと薪をくべた。
午後9時ぐらいに夕飯のゴマダレのうどんを作ってもらい食べた。結局今回うどんばっかだったなぁ・・・。


4日目:本当は昼の12時まで焚き続ける予定だったが夜明けを待たずに薪が底をを尽きた。仕上げに窯の側面から細く割った薪をだいたい1時間くべ続けて終了。


それで来週窯だしをします。どんな焼き上がりになっているのか楽しみです。
※ちなみに今回私が作ったものは窯に入っていません。

*1:窯の温度は最高で1200℃を超えます