フランケン・ふらん

先日、チャンピオンREDシグルイ原作を銀河万丈が朗読するCDが付録でついてくるので釣られて買ってしまいました。CDの内容がガマ剣法編を全部朗読しているのでオールネタバレだったのですが漫画の本編には一切触れてなかったのがせめてもの救いでしようか。
シグルイは飛ばし読み回避のために読んでませんが、せっかく買ったので他の漫画を読んだのですがそのなかで「フランケン・ふらん」というホラー漫画が面白かったです。
一話完結の話だったので他の続き物の話よりわかりやすかったのですが、それより内容にぐっとくるものがありました。
ほとんど話に出てくる人物が救われないのもホラー映画テイストが味わえてとても好感が持てます(ダイイングメッセージに「REDRUM」とかは吹いた)。オチも「えっ?マジで・・・」と一瞬引くホラーオチで主人公の投げっぱなしの行動もお茶目でその落差が良かったです。
それでカッとなって単行本を買ってきました。ホラー漫画って買うの初めてなんです。
もしかしたらこのようなホラー系の漫画って私が探さないだけでいっぱいあるのかもしれませんが、ホラー映画のネタがなじみやすかったので最初に手にとったのがこの漫画でよかったです。

ところでこの漫画の表紙って露出が多いけど、もしかしたら作者はエログロをやりたかったのに心がピュア*1なのでしょうがなく表紙でおぎなってるのかなぁと思ったけど違うよなぁ。中のカラーページのホラー映画のポスターみたいなのはニヤっときましたがこれを表紙にしちゃうとパロディに受けとられる可能性があるので、やっぱり露出を表紙にもてきたエログロなんだよ。でも表紙と内容にわけちゃうとエログロじゃなくてエロとグロだよなぁ。やっぱり違うのかぁ。*2

単行本の最後の描きおろし漫画は本編と違って和製ホラーでストレートに怖いです。*3

*1:ここは自分で創作したキャラにエロはできない事を指している訳でエログロが不純という意味ではない

*2:表紙を外すと意図がよくわかる;無駄な考察をしてしまった・・・

*3:後で調べたら収録されている禍談(マガバナ)は描きおろしではなく読み切りでやっていたみたいです;ExtraEpisodeが描きおろしです。たぶん・・・