いつまでも散らかった部屋をトップにしとくことはないんだぜ

先の出来事で友人の車が水没したので修理に出すことになった。
外車なので一般の修理工場では扱えないから、その車を購入した約60km離れた隣の市に持って行くらしい。
直後は動かなかったけどしばらくしたら異音を上げて動くようになったそうだ。
しかし、修理に出すための道のりが長いために、途中で何かあったらまずいというのでテストドライブULすることになった。そしてその同行者に私が選ばれてしまう。
日曜の晴れた午後、スタッドレスからタイヤ交換をし、水が出るようになったので洗車をしてピカピカにした後出発。
車内はほのかに磯の香りが漂い、マットはびちゃびちゃだ。スタートで車体は前後に揺れて高い音を立てて走り始めた。(この時点でまともに戻ってくることはあきらめた)
途中の上り坂でパワーが無くなり時速30キロで走るはめに。そして広い道路にでてそろそろ予定の折り返し地点で

「やばい、アクセルきかない…」「なん…だと…!?」

しかたなく路肩に停車。エンジンをかけなおしても動かない。飲みかけのマウンテンデューはとっくに気が抜けている。結局長い間キーを回し続けても動くことはなかった。
挙句、機械制御されているシフトドライバーはパーキングから動かせず、けん引の道も断たれる。詰んだのだ。
わずか10分ほどのドライブであった。


きれいだろ、動かないんだぜ…これ。


プジョージャポーンっていってたら怒られた。


最後はプロの力でパーキングを解除し、運ばれていったのでした。(乗組員ごと)
今回普段乗ってる車がどれだけ安全で安定してるかこのポンコツ車に乗ってわかりました。
ヤバイ車は乗った瞬間からヤバイ、と。